4月23日より順次放送中のアニメ「ONE PIECE」第1059話は、ロロノア・ゾロ(CV:中井和哉)の回想シーンが好評を博した。アニメ初期の名場面が現在の作画でリメイクされ、ファンから「激アツ!!」と興奮の声が続出している。
アニメ「ONE PIECE」は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の尾田栄一郎氏による人気漫画が原作。悪魔の実を食べて“ゴム人間”になってしまったモンキー・D・ルフィ(CV:田中真弓)が海賊王を目指すストーリーだ。劇場版アニメも多数制作されており、昨年上映された「ONE PIECE FILM RED」は全世界で興行収入319億円を達成した。
前回放送の第1058話では、麦わらの一味のゾロと百獣海賊団“大看板”のキング(CV:田村真)が激突。キングは頭のトサカを引っ張って離すことで、強力な技“貂自尊皇(てんぷらうどん)”を放った。レーザーのような威力にゾロが苦戦する一方で、視聴者の間では、キングが技を出すときの表情が話題に。顔が縦に引っ張られて歯を食いしばった姿に、「キングの技で爆笑」「めっちゃ変顔でおもろすぎる」「ストッキング芸みたい」「表情何回見ても笑う」といった反響が相次いでいた。
第1059話「逆境のゾロ 怪物!火災のキング」では、前回に引き続きゾロとキングの戦いが描かれた。戦いの最中、ゾロの持つ刀の閻魔に異変が起こり、気を取られた彼はキングの攻撃を食らってしまった。
崖から落ちていくゾロは、手から離れそうになった“三代鬼徹”を握り、かつてローグタウンでその刀を手に入れたときのことを思い出した。さらにもう一本の愛刀である和道一文字を見つけると回想シーンに。子どものゾロは、和道一文字の持ち主だった幼なじみの棺の前で、「あいつの刀、おれにくれよ」「おれ、あいつのぶんも強くなるから!」と泣きながら宣言した。
アニメ初期の名場面として知られるゾロの過去が新たな作画で描かれ、ネット上で「今の作画で見れるの嬉しい」「名シーンの、神作画リメイクは無理…尊い...」「リメイク激アツ!!」「ここに来てローグタウン時代のゾロのリメイク見れるとか幸せ」と盛り上がっている。
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション