ライプツィヒがスペイン代表MFダニ・オルモに最終となる契約延長オファーを提示したようだ。25日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
オルモは1998年5月7日生まれの現在24歳で、2007年からバルセロナのカンテラに所属していた。2014年にディナモ・ザグレブの下部組織へと移籍すると、2015年9月にトップチームデビューを果たし、以降は6シーズンに渡ってプレー。その後、2020年1月にライプツィヒに完全移籍で加入すると、今シーズンもここまで公式戦25試合出場で4ゴール6アシストを記録するなど、主力として活躍している。
そんなオルモの現行契約は2024年6月30日までとなっており、契約延長に関する話し合いは続いているが、依然として合意に達しておらず、去就には注目が集まっている。
ライプツィヒとしては契約延長交渉が破談し、来夏にフリーで退団となること望んでいない。そのため、報道によると、同クラブはオルモに対してチーム内でトップレベルの年俸での契約延長オファーを提示したという。そして、これに拒否された場合には今夏の移籍市場でオルモの売却に動く模様で、3000万ユーロ(約44億円)程度の移籍金での売却を目論んでいるようだ。
なお、オルモとしては契約延長オファーに応じるかは金額面だけが問題ではなく、むしろ競技的なところに関心があるという。特に来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を重要視している模様で、現在ブンデスリーガ5位という状況も契約延長に応じるかを決めかねていることが報じられている。
新契約締結に至るかは、今シーズンのチーム成績次第にもなりそうだが、果たしてオルモは来シーズンもライプツィヒでプレーするのだろうか。