RENA、電光石火の膝十字に悶絶タップ…抱えられて退場 フランスの“KOクイーン”が最終ラウンドで日本の“ツヨカワクイーン”を撃破
【画像】RENA、ヒザ十字で悶絶タップ

4月29日に開催された格闘技大会『FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』(国立代々木競技場第一体育館)の第4試合でRENA (SHOOTBOXING/シーザージム)とクレア・ロペス(Great Britain Top Team)が対戦。3ラウンド2分22秒、膝十字固めでクレア・ロペスがKO勝ちを収めた。

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 昨年7月のアナスタシア・スヴェッキスカ戦で勝利したものの、その試合で左眼窩内側壁を骨折、今回が10ヶ月ぶりの復帰戦となったRENA。対戦相手のクレア・ロペスについては、MMAの7勝うち6勝がKOとフィニッシュ率の高い相手ということもあり、「スキを見せたほうが倒されて一本取られる戦いになる。自分もKO率が高いので、早めの段階で決着がつくんじゃないかな」と展望を予測していた。

 1ラウンドのゴングとともにプレッシャーをかけていったのはロペス。右のストレートでRENAをグラつかせると、タックルからのテイクダウンで得意の寝技に持ち込み、肘打ちなどパウンドを織り交ぜながら、KOポジションを狙う。一方のRENAは、一瞬のタイミングを逃さず、左腕を取り十字の態勢になる時間もあったが、見せ場は少なく、打撃を浴びた両目の周辺は腫れ上がっていた。

 2ラウンド、さきほどと同じ続きとばかりテイクダウンで下になったRENA。だがそこから巻き返し、リング中央で得意の打撃戦に突入。三日月蹴りでロペスの動きを止めるなど、顔を腫らしながらも、日本の女子格闘技界を引っ張る“ツヨカワクイーン”としての意地を見せる。

 そして最終ラウンド。2ラウンドの終盤同様、打ち合いからのスタート。ロペスはパンチ、RENAはキックと、互いの得意な打撃を出し合いながら、一進一退の攻防を見せる。そしてロペスが金網に押し付けたところ、RENAはギロチンチョークの態勢へ。再度グラウンドの攻防かと思いきや、すぐにロペスが右膝を決めに行き、電光石火の膝十字固め。MMA試合巧者としての実力を見せつけた。

 敗れたRENAは抱えられてケージを後に。海外再挑戦を度々口にしており、今回はそれを見越してのケージファイト。今回の結果で、彼女の口からどのような言葉が発せられるのだろうか。

©︎RIZIN FF

【画像】RENA、ヒザ十字で悶絶タップ | ニュース 
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