4月23日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、ロッテ・澤村拓一が登板。澤村が日本球界復帰後に始め、早くも話題となっている“ドヤ顔&腕組みポーズ”が、この日も披露されるのか否かに、多くの野球ファンの注目が集まった。
【映像】凶暴化するロッテ澤村「あのポーズ」は!?
4月4日に行われた北海道日本ハムファイターズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で、今季初登板となった澤村は、3アウト目をとると、WBCのメキシコ代表・アロザレーナを彷彿とさせる“ドヤ顔&腕組みポーズ”を初披露。ネット上の野球ファンの間でにわかに注目を集めることとなったが、その後、4月14日のオリックス・バファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)に登板した際も、澤村は最後のバッターをセンターフライに打ち取った際に、センターに打球が上がるのを見るや、早々とポーズを披露。しかも初回となった4月4日の日本ハム戦に比べ、かなり長めの時間ポーズをとっていたため、さらに大きな話題となっていた。
そして迎えた 4月23日の福岡ソフトバンクホークス戦(ZOZOマリンスタジアム)で、澤村は6-2、ロッテ4点のリードで迎えた9回表に6番手として登板。無事にソフトバンク打線を抑え、“ドヤ顔&腕組みポーズ”が披露されるかどうかに注目が集まったが、そうした中で澤村は、簡単に2アウトを取ったものの、あと1アウトで試合終了というところで制球が乱れ、まさかの3連続四球であっという間に2死満塁のピンチに。ロッテファンからすれば“ドヤ顔&腕組みポーズ”云々はさておき、気が気ではない展開となったが、結局、最後はソフトバンクの4番・栗原陵矢を153km/hのストレート1球でセカンドライナーに打ち取り、ゲームセット。しかしその際、マウンド上の澤村は、栗原を打ち取った瞬間に、“ドヤ顔&腕組みポーズ”ではなく、安堵した表情で胸をトントンと叩く仕草を披露。4月28日にABEMAで放送された『バズ!パ・リーグ』で、こうした澤村の様子を見た元・北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士氏は、「そうですね。澤村さんがすぐ振り返って胸をトントンしてますんでね。」「ホッとしている様子が伝わるので…“良かったー!”っていう顔してますね。」と、澤村の胸中を察する形でコメントした。
“澤村劇場”ともいえる緊迫した展開の末のゲームセットということもあってか、今回は披露されるこなかった“ドヤ顔&腕組みポーズ”。次回の登板では澤村が安定の投球を見せ、堂々たる“ドヤ顔&腕組みポーズ”が披露されることに期待したい。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)