日本女子代表DF南萌華が所属するローマが、セリエA女子初優勝を成し遂げた。
 ローマはレギュラーシーズンを16勝2分の首位で終え、上位5チームが優勝をかけて総当たりで戦う「プーレ・スクデット」に進出。29日に行われたフィオレンティーナ戦も2-1で勝利してプレーオフ5連勝を収め、3試合を残してリーグ制覇が決まった。なお、南はフィオレンティーナ戦で先発出場し、73分までプレーした。
 ローマの女子チームは2018年に創設され、当時ローマを本拠地としていたクラブからライセンスを引き継ぐ形でセリエAに参戦した。2020-21シーズンにコッパ・イタリアを制し、初タイトルを獲得。2021-22シーズンのセリエAでは2位フィニッシュを果たし、今季の女子チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。