【ブンデスリーガ】ケルン0-1フライブルク(日本時間4月29日/ラインエネルギーシュタディオン)
堂安律が試合を決める今季5ゴール目を決めた。味方選手がコーナーキックのクロスを背後へと逸らすと、死角から日本代表MFが飛び出した。相手チームのマークを完全に外した動きからのヘディングシュートにファンも「あそこで詰め切るのは堂安の進歩の証」など大絶賛の嵐だ。
【映像】堂安、今季5ゴール目!気迫で押し込むヘディング弾
スコアレスで迎えた54分、日本代表MFが億千金の大仕事をする。フライブルクDFギュンターが左コーナーキックから蹴ったクロスをニアでヘーラーが逸らすと、相手守備陣の死角から飛び出した堂安律がダイビングヘッドでゴールに叩き込んだ。
この際の堂安のポジショニングは抜群だった。コーナーキックを蹴るタイミングで、日本代表MFは相手守備陣の最も大外にポジションを取っており、誰も堂安のことを見ていなかった。その位置からのポジション修正で見事にゴールを奪ってみせたのだ。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「素晴らしい反応でしたね。完全にココに来ると思って詰めていますね」と、堂安のポジショニングを称賛。続けて「アウトスイングのボールも良かったですし、ヘーラーの逸らしも良かった。そして相手は完全に堂安選手を見失っているので、これはフライブルクとしてしっかりとデザインされているコーナーキックですね」と、用意されたセットプレーであると分析している。
ABEMA視聴者からも「カッコ良すぎるだろ」「さすが堂安」「天才だな」「あそこで詰め切るのは堂安の進歩の証」「すごいわこのゴール」「これはストライカーだわ。よく押し込んだな」と絶賛の嵐だ。
結果的にこの得点が決勝点となりフライブルクがアウェイで貴重な勝ち点3を獲得した。相手の19本のシュートを防いで、ワンチャンスをものにしたフライブルクはこの勝利で4位をキープ。また一歩、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に近づいた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)