セルタに所属するU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガにバルセロナが関心を寄せているようだ。1日、スペイン紙『アス』が報じている。
 
 バイエルンやリヴァプールなど多くのビッグクラブから注目を集める現在20歳のガブリ・ベイガ。そんな“セルタの至宝”だが、ここまでスペイン国内における移籍先の筆頭候補として報じられてきたのはレアル・マドリードだった。しかし、現在はバルセロナも獲得レースに名乗りを挙げているようだ。
 
 同紙によると、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、ガブリ・ベイガのプレースタイルがクラブに適応すると考えていること。さらに、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの移籍以降、クラブと良好な関係を保つピニ・ザハビ氏がガブリ・ベイガの代理人を務めていることも挙げ、バルセロナ移籍の可能性を伝えている。
 
 しかし、獲得には2つの経済的な条件があるとも指摘しており、「メッシがクラブに戻らないこと」に加え、「ファイナンシャル・フェアプレーを回避するために会計調整を続けること」がバルセロナにとっての必須項目となる模様だが、果たして若きスペイン人MFの争奪戦を同クラブが制することはできるのだろうか。