トレント・アレクサンダー・アーノルド

 リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが、プレミアリーグ史上初の記録を樹立した。

 A・アーノルドは4月30日に行われたプレミアリーグ第34節のトッテナム戦に先発出場すると、0-0で迎えた3分にカーティス・ジョーンズのゴールをアシストするなど、フル出場を果たし、4-3での勝利に貢献した。

 トッテナム戦でもアシストを記録したA・アーノルドはこの結果、4月9日に行われた第30節のアーセナル戦以降、5試合連続でアシストをマーク。プレミアリーグの公式ツイッターによると、A・アーノルドが5試合連続アシストを記録したのは2019年8月以来、自身キャリア2度目となり、プレミアリーグ史上初めて2度同記録を達成した選手になったという。

 現在24歳のA・アーノルドは地元リヴァプール出身で、2004年にリヴァプールのアカデミーに入団した。2016年10月にトップチームデビューすると、同年12月にプレミアリーグデビューも果たした。2018-19シーズンには同リーグのDFとして1シーズン最多の12アシストを記録。さらに翌シーズンにはその記録を「13」に伸ばし、年間最優秀若手選手賞を受賞した。

 昨シーズンもプレミアリーグで12アシストを記録していた同選手は、今シーズンは守備面でのパフォーマンスで批判を浴びることも多かったが、ここまでリーグ戦32試合出場で1ゴール8アシストを記録するなど、攻撃面では大きく貢献している。