日本将棋連盟は5月2日、本田奎六段(25)と山根ことみ女流二段(25)が結婚したことを発表した。両者はタイトル戦、女流タイトル戦挑戦経験を持つ実力者同士。若手棋士の中でも指折りの人気を誇る2人とあり、ファンからも「祝杯だー!」「わーこれは嬉しい」と多くの歓喜の声が上がっていた。
本田六段は、2018年10月に四段昇段。実質的なデビュー年度である2019年度にはいきなり棋王戦五番勝負の挑戦者となり、注目の新鋭棋士として話題になった。各棋戦で好成績を残しているほか、2022年度には39勝12敗で勝率0.765と全棋士中3位の勝数、勝率を挙げた。また、5月1日には竜王ランキング戦連続2回昇級の規定で六段昇段を決めたばかりだ。
山根女流二段は、2013年10月に女流3級でプロデビュー。2019年度のYAMADA女流チャレンジ杯で初優勝を飾ったほか、2021年の女流王位戦で初のタイトル戦に挑戦。2020年度将棋大賞の優秀女流棋士賞にも選ばれた。
両者は連名で「私事ではありますが、この度、入籍いたしましたことをご報告させて頂きます。これからも日々を大切に、お互いを支え合いながら歩んでいきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します」とコメントを発表。山根女流二段は今後も「山根ことみ」の名前で活動する。
若手実力者同士の結婚発表に、SNS上ではファンが歓喜。「うわーこれは嬉しい」「お似合いすぎる」「これはビックリだわ!」「祝杯だー!」「昇段に結婚と順風満帆ですね」「すてきカップル〜」と多くの祝福コメントが上げられていた。
(写真提供:日本将棋連盟)