アントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、3日に行われたラ・リーガ第33節カディス戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第32節終了時点で3位アトレティコ・マドリードは今節、カディスと対戦。本拠地『シビタス・メトロポリターノ』の後押しを受けた同クラブは、FWアントワーヌ・グリーズマンの2得点を筆頭に、ゴールショーを開演させる。FWアルバロ・モラタやMFヤニック・カラスコらも続き、2試合連続のマニータ達成。アトレティコ・マドリードは5-1でカディスを撃破して、レアル・マドリードを抜いて2位に浮上した。

 まず、今節を終えてリーグ戦13ゴール12アシストのグリーズマンは「(髪色が)幸運を与えてくれている」と自身の奇抜なヘアースタイルに言及。そして、クラブ公式戦通算得点数を「155」に伸ばした同選手は、歴代1位のルイス・アラゴネス氏まではあと「17」に迫っていることについては「彼はクラブのレジェンドだから、この記録は僕の名前を未来に記憶させるものだ。アトレティコのレジェンドは、僕にとっての目標でもあるし、それを越えることができればと思っているよ」と偉大な挑戦に思いを巡らした。

 今季のチャンピオンズリーグはグループステージ敗退、ラ・リーガ優勝戦線からも早々に遠ざかってしまったアトレティコ・マドリード。首位を独走するバルセロナの優勝が現実味を増していくなか、残り5試合の戦い方について、グリーズマンは「僕たちはこの瞬間を楽しみ、前を見て、今やっていることを続けよう。そして、来年はゼロから始める必要がある」と決意を語っている。