【プレミアリーグ】ブライトン1-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間5月5日/アメックス・スタジアム)
ブラジル代表・アントニーは怒っていた。原因は、試合を通してアンドレ・マリナー主審が接触プレーを流しがちだったことにあるだろう。直前に2度際どいプレーがノーファウルになったことに怒ったアントニーは報復行為とも捉えられる“脛破壊キック”をアルゼンチン代表マクアリスターにお見舞いした。
【映像】アントニーが“脛破壊キック”からの“チェストアタック”で大暴れ あわや大乱闘に
スコアレスで迎えた68分、マンチェスター・ユナイテッドは敵陣深い位置で攻撃をしていた。その際にラッシュフォードが相手に押されたことで倒れるも笛は鳴らず、その後のアントニーと相手選手の接触プレーでも試合は止まらなかった。
これに怒ったアントニーは、ブライトンMF・マクアリスターに対して報復行為とも捉えることのできる危険なプレーを行う。背後からアルゼンチン代表に近づき、脛付近に向かって足を振り抜いたのだ。このプレーに対してはさすがのマリナー主審も笛を吹き、アントニーにイエローカードを提示したが、やや遅きに失した。
この危険行為に詰め寄ったダンクに対し、アントニーはチェストアタックで応戦、止めに入ったフレッジやエストゥピニャンなど両チームの選手が入り乱れ、あわや大乱闘の事態に発展したのだ。
ABEMAで解説を務めた槙野智章氏は「脛折れますよ、あんなに振り抜いたら」とアントニーの危険なプレーに苦言を呈した。
視聴者からは「これはあかん」「主審のせいだぞ」「主審がわるいだろ」「主審が完全にコントロール失ってる」「極真空手」など、この展開となった原因でもある主審に対するコメントが多く寄せられた。
そして中には「え?ダンクに?なんで?」「そらダンク切れるわ」と、危険なプレーを犯したアントニーに対してすぐに詰め寄ったダンクもイエローカードを貰ったことに驚いたファンもいたようだ。この大荒れの展開で怪我人が出なかったのは不幸中の幸いと言えるだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)