アニメ『ワールドトリガー』は、異世界の存在・近界民(ネイバー)に対抗するべく、特殊武器「トリガー」を用いて戦う防衛隊員たちの頭脳戦を描いたSFアクション作品です。1期は2014年10月から2016年4月まで、2期は2021年1月から4月まで、3期は2021年10月から2022年1月まで放送されました。
この記事では、アニメ『ワールドトリガー』4期が放送されるのか、そして原作の何話からの内容になるかを予測。記事の後半では、過去に放送された1期から3期のあらすじをまとめて紹介します。また、新たに発表された「REBOOTプロジェクト」の最新情報もまとめています。
目次
- アニメ『ワールドトリガー』とは
- 「REBOOTプロジェクト」とは?
- アニメ『ワールドトリガー』4期は制作される?
- 1〜3期で原作のどこまでアニメ化された?遊真や修らの軌跡をおさらい!
- アニメ『ワールドトリガー』4期&リブートプロジェクトのまとめ
アニメ『ワールドトリガー』とは

アニメ『ワールドトリガー』の原作は、葦原大介氏による同名漫画です。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2013年から連載がスタートし、2018年より『ジャンプSQ.』(集英社)に掲載誌を移して連載が続いています。
『ワールドトリガー』の舞台は、異世界への門(ゲート)が開いた三門市です。門から現れて街を襲う近界民に対抗するため、人類は界境防衛機関「ボーダー」を設立しました。ボーダーに所属する隊員たちは、生体エネルギー「トリオン」の力で稼働する特殊武器トリガーを用いて応戦します。
物語では、中学生の隊員・三雲修(みくも おさむ)や、修と友好を結んだ近界民・空閑遊真(くが ゆうま)を中心に、個性豊かなボーダー隊員たちの知恵と技術を駆使した頭脳戦が描かれます。
「REBOOTプロジェクト」とは?

2025年12月4日、アニメ公式より「REBOOTプロジェクト」の始動が発表されました。また12月11日には、「REBOOTプロジェクト」が、原作コミック第1話からボーダー入隊編・近界民大規模侵攻編・B級ランク戦開始編を完全新作アニメとして制作することが判明しました。
発表では「よりパワーアップした「ワールドトリガー 1stシーズン」として展開する」と記載されていることから、原作コミック第1巻から再度アニメ化すると捉えてよさそうです。合わせて、製作は東映アニメーションが続投することも明らかになっています。
現時点では謎の多いリブートプロジェクトですが、2025年12月20日の「ジャンプフェスタ 2026」内スーパーステージにて新情報が発表されることがアナウンスされており、続報が待たれます。
アニメ『ワールドトリガー』4期は制作される?

アニメ『ワールドトリガー』は、これまでに1~3期が放送されました。作品の人気の高さから4期が期待されていましたが、2025年12月4日に発表されたリブートプロジェクトは、原作1巻からの再アニメ化であることが示唆されています。
再アニメ化を進行しつつ3期の続きを制作するというのは考えづらいため、現時点で過去シリーズから続く4期が制作される可能性はかなり低そうです。逆に、リブートプロジェクトでの再アニメ化が進行してゆけば、いずれ現時点で映像化されていないエピソードもアニメで視聴できるものと思われます。
1〜3期で原作のどこまでアニメ化された?遊真や修らの軌跡をおさらい!

アニメ『ワールドトリガー』リブートプロジェクトの詳細発表の前に、これまで制作された1~3期のあらすじと、原作のアニメ化された範囲を振り返ります。
アニメ1期は修と遊真の出会いから、B級ランク戦ラウンド4まで(コミックス1巻から14巻半ば)
アニメ『ワールドトリガー』1期は、三雲修と空閑遊真の出会いから遊真のボーダー入隊まで。そして近界(ネイバーフッド)・アフトクラトルとの戦いや、B級ランク戦の中盤までを描いています。
街を守る組織・ボーダーの隊員であることを隠しながら生活する、中学三年生の三雲修。そのクラスに、近界民の少年・空閑遊真が転校してきます。遊真は友好的ですが、修や生徒を襲撃する近界の戦闘兵を一瞬で撃破するほどの実力者です。
ボーダーは武装兵器トリガーのなかでもケタ違いに強力な黒トリガー(ブラックトリガー)を所持する遊真を脅威とし、襲撃対象に認定します。しかし、予知能力を持つS級隊員・迅悠一(じん ゆういち)の助力もあり、遊真はボーダーに所属することに。修の幼馴染で行方不明の兄を探している雨取千佳(あまとり ちか)と修の3名で、迅の属する玉狛支部の隊員として活動を始めます。
その後、近界の軍事大国アフトクラトルが、トリオン収集のために三門市を侵攻。さらわれた市民を奪還するため、ボーダーは近界への遠征作戦を発表します。遊真、修、千佳は遠征部隊へ入隊するため、B級ランク戦上位入賞を目指してボーダーの隊員たちと競い合います。
アニメ2期は近界・ガロプラが三門市を襲撃編(コミックス14巻半ばから18巻終盤)
アニメ『ワールドトリガー』2期は、ガロプラの侵攻と修ら玉狛第二が活躍するB級ランク戦のラウンド5・6を描いています。
近界遠征の準備を進めるボーダー本部。そこへ、1期で大規模侵攻を仕掛けたアフトクラトルの従属国・ガロプラによる軍事作戦が始まりました。遠征艇の破壊を目論み、ボーダー本部を直接攻撃します。
そんなガロプラ兵と接触したのが、捕虜として玉狛支部に暮らすアフトクラトル兵士ヒュースです。帰国を願うヒュースでしたが、本国からは捕虜の殺害許可が出ていると知り、迅と取引。ヒュースは遠征部隊に加わり、母国アフトクラトルへ帰還するためにボーダーへ入隊します。
B級ランク戦も再開され、上位を狙う修たち玉狛第二のバトルは、さらに白熱した展開になります。香取隊・柿崎隊と戦うラウンド5では、修の知恵を駆使した新戦術が披露されました。また生駒隊・王子隊と戦うラウンド6では、戦闘に対して受け身だった千佳が成長を見せ、勝利のために自発的に動き出します。
アニメ3期はヒュースが加入し、遠征選抜を賭けたランク戦が決着(コミックス18巻終盤から22巻)
アニメ『ワールドトリガー』3期では、B級ランク戦がついに決着。新戦力ヒュースの加入で、さらに戦術を広げた玉狛第二の活躍が描かれます。
東隊・影浦隊・鈴鳴第一と戦う、B級ランク戦ラウンド7。修ら玉狛第二には、敵対国アフトクラトルの兵士ヒュースが加入します。見どころはヒュースの圧倒的な強さと柔軟な発想力。そんなヒュースの活躍により、玉狛第二の上位入賞を実現へ近づけました。最終戦であるラウンド8では、二宮隊・生駒隊・弓場隊と対決。暫定1位の二宮隊を落とし単独2位になるために、千佳は覚悟を決め、修も奇策を編み出します。
アニメ『ワールドトリガー』4期&リブートプロジェクトのまとめ

アニメ『ワールドトリガー』は「REBOOTプロジェクト」が発表され、原作コミック第1話から、ボーダー入隊編・近界民(ネイバー)大規模侵攻編・B級ランク戦開始編を再アニメ化することが明らかになってます。続報は2025年12月20日の「ジャンプフェスタ 2026」内スーパーステージにて発表予定です。
原作1巻から再度アニメ化を行うことを鑑みると、現シリーズの4期が制作される可能性は低そうです。
(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
(C)葦原大介/集英社・東映アニメーション






