【プレミアリーグ】ブライトン1-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間5月5日/アメックス・スタジアム)
三笘薫が、プレミアリーグでハイレベルな1対1の攻防を見せた。日本代表は、左サイドからドリブルを仕掛けて連続の切り返しで突破を試みるも、その全てに対してピッタリとワン=ビサカが対応。これにはファンも「1対1のレベル高すぎ...」と驚愕していた。
【映像】三笘薫vsワン=ビサカ 息をのむ「7秒間」のマッチアップ
スコアレスで迎えた16分、左サイドで三笘薫がボールを受けると、マンチェスター・ユナイテッドの右SBワン=ビサカと対峙した。
ワン=ビサカは中に切り込むドリブルのコースを徹底的に消して、あえて縦への突破を許していた。シュート、パスともに右足の精度のほうが高いと判断したための対応だ。三笘もこのイングランド人DFに対して、ボックス内で何度も切り返して揺さぶるも最後まで振り切ることができず。それでもコーナーキックを獲得し、チャンスを演出した。
ABEMAで解説を務めた槙野智章氏は「細かいタッチなんですけどね、右足のアウトサイドでドリブルしますよね。そうすると、縦にもいける、中にもいけるって考えた時に、対峙するワン=ビサカは嫌な相手をずっとマークしないといけないということですね」と、三笘のドリブルの選択肢が多い理由と、相手に脅威を与えるポイントを分析した。
視聴者も「全部いい」「今日の三笘キレッキレやな」「取られないの凄すぎるw」「ワン=ビサカうますぎ」「この1対1レベルたけぇー」「カップ戦のやり返し」など、両者の攻防に興奮していた。
4月24日のFAカップ準決勝では、このシーンのように最後の曲面に持ち込むことすらできない完敗だった。それを修正して、連続の切り替えしで相手を翻弄しようとしたが、それでもブレずにピッタリと対応したワン=ビサカはさすがの一言だ。2週間後に訪れた三笘のリベンジマッチでも、屈強なDFを攻略しきれず、「完勝」とはいかなかった。
(ABEMA/プレミアリーグ)