アニメ「【推しの子】」第4話が、5月3日に放送された(順次放送中)。第4話では、有馬かな(CV:潘めぐみ)がドラマの撮影で名演技を披露。かなの涙が美しい作画で描かれ、ネット上で話題を呼んでいる。
「【推しの子】」は、漫画家の赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏がタッグを組んで「週刊ヤングジャンプ」で連載している同名漫画が原作。「次にくるマンガ大賞2021」のコミックス部門で1位を獲得するなど、注目を集めている作品だ。物語は産婦人科医のゴロー(CV:伊東健人)が、大好きなアイドルのアイ(CV:高橋李依)の子供・アクア(CV:大塚剛央)に生まれ変わるところから展開していく。
前回放送の第3話では、アクアが元天才子役のかなに誘われて、ドラマの最終回に脇役で出演することになった。兄がドラマに出ると知ったルビー(CV:伊駒ゆりえ)は、過去放送をさっそく視聴してみた。すると鳴嶋メルト(CV:前田誠二)を筆頭に、かな以外の出演者は演技の素人ばかりであることが判明。不自然な声音やカタコトしゃべりで、「笑えばかわいいじゃん」「俺の女に手を出すな」といったセリフを交わしていた。本来の演技力を隠した声優陣の絶妙な芝居に、視聴者からは「棒読みな演技を声優が演技するのすごいなぁ」「下手な芝居うめぇ」「さすが声優…」といった反響が寄せられていた。
第4話「【役者】」では、前回に引き続き、ドラマ撮影の様子が描かれた。演技力が低い役者だらけの中、脇役で登場したアクアの芝居によって、場の雰囲気がいい方向に変わっていった。アクアの芝居に引っ張られたかなも本来の力を発揮し、涙を流すシーンを熱演した。
美麗な作画と声優の演技によって、かなの名演が表現されて、視聴者からは「涙流すシーンまじで引き込まれた」「涙きれいすぎ!!」「心の底から湧き上がる涙。美しかった」「潘めぐみさんがうますぎる」と絶賛の声が相次いだ。
また後半パートではルビーの学園生活が描かれ、新キャラクターの寿みなみ(CV:羊宮妃那)と不知火フリル(CV:瀬戸麻沙美)が登場した。みなみはエセ関西弁を話すグラドルで、フリルは月9ドラマでも活躍しているマルチタレントだ。「新キャラのみなみとフリルも魅力的だね」「フリルから役者としてのすごいオーラを感じる」「みなみちゃんのしゃべり方が可愛すぎて好き」といった感想が寄せられており、さっそく視聴者の心をつかんだようだ。
第4話「【役者】」
【あらすじ】
作品を少しでも良くしようと懸命に演じるかな。だが主演の酷い芝居や、それを是とする監督達に失望が募る。そんな中、アクアの演技が現場を一変させる……!
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
アニメ『【推しの子】』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイ(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | Mother and Children | アイの愛、圧巻の作画 |
2 | 三つ目の選択肢 | 見事な重曹の舐めっぷり |
3 | 漫画原作ドラマ | ワルカッコいいアクア |
4 | 役者 | 『今日あま』作者の涙… |
5 | 恋愛リアリティーショー | 色々とガチなぴえヨンダンス |
6 | エゴサーチ | 眼前で検索ワード読上げの暴挙 |
7 | バズ | あかねの壮絶な演技力… |
8 | 初めて | アクア、1話で3人オトす |
9 | B小町 | 本気が過ぎるかなPV |
10 | プレッシャー | ぴえヨンの地声、ガチイケボ |
11 | アイドル | 赤子の頃と変わらぬオタ芸 |
12 | 東京ブレイド | 姫川とかな、迫真の掛け合い |
13 | 伝言ゲーム | 原作者、脚本家にバチギレ |
14 | リライティング | 師匠と弟子の修羅場 |
15 | 感情演技 | ホラーすぎるゴローの影 |
16 | 開幕 | 迫真の「一緒に殺してあげる」 |
17 | 成長 | メルト覚醒! |
18 | 太陽 | ホラーみ溢れるあかね |
19 | トリガー | かな覚醒の瞬間 |
20 | 夢 | アイが死ななかった世界 |
21 | カイホウ | アクアの目から星が消える |
22 | 自由 | アイの墓に現れたカミキ |
23 | 再会 | ルビー、故郷で絶望の対面 |
24 | 願い | ルビーが見せた漆黒の意志 |