ジラルディーノが率いるジェノア、1年でセリエA復帰! グロッソのフロジノーネに続く

 ジェノアがセリエB(イタリア2部)で自動昇格圏の2位以内を決め、1年でのセリエA復帰を果たした。

 ジェノアは6日に行われたセリエB第36節でアスコリと対戦し、2-1で勝利。同日、3位バーリがモデナと引き分けたことで、ジェノアとバーリの勝ち点差は残り2試合で「8」に広がり、ジェノアの自動昇格が決まった。

 昨シーズンのセリエAを19位で終えて降格したジェノアは、昨年1月からチームを率いていたアレクサンダー・ブレシン元監督の下でシーズンイン。15試合を終えた時点で6勝5分4敗と振るわず、昨年12月に監督交代を決断。現役時代にパルマやミランなどで活躍した元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノ氏を、ユースチームからトップチームの指揮官に昇格させた。

 すると、新体制のジェノアは14勝6分1敗と好成績を収め、プレーオフ圏から自動昇格圏に浮上。首位フロジノーネに続き、来季セリエAへの切符を手に入れた。

 なお、現在フロジノーネを率いるのは、ジラルディーノ氏とともにFIFAワールドカップドイツ2006の優勝メンバーとなった元イタリア代表DFファビオ・グロッソ氏。ジェノアと暫定勝ち点差「4」のフロジノーネは6日に敵地でピサと対戦し、勝てばセリエB優勝が決定する。引き分け以下ならフロジノーネの優勝はお預けとなり、次節フロジノーネvsジェノアの直接対決の結果次第となる。

【動画】ジェノアが1年で1部復帰! ジラルディーノ監督がサポーターとともに歓喜