バルセロナは10日、主将MFセルヒオ・ブスケツが今シーズン限りでクラブを退団することを発表した。
1988年7月16日生まれのブスケツは現在34歳。『ラ・マシア』育ちの同選手は2007-08シーズンにトップチームデビューを果たすと、その後はクラブの伝統的なスタイル“ティキ・タカ”の舵取り役としての地位を確立した。在籍15シーズンで公式戦通算719試合に出場。ラ・リーガ優勝を8回、チャンピオンズリーグ優勝を3回成し遂げるなど、合計31タイトルを手にしている。
2021年夏のリオネル・メッシ電撃退団により、翌シーズンからは主将を務めるなど、長年に渡ってクラブの象徴で在り続けたブスケツ。『カンプ・ノウ』での物語に終わりを告げた同選手の新天地はどこになるのだろか。
なお、2023年6月末にバルセロナとの現行契約が満了を迎えるブスケツの去就を巡っては、今季開幕当初からさまざまな噂が飛び交っていた。バルセロナはシャビ監督の意向を汲み取り、同選手に契約延長を打診。また、メジャーリーグ・サッカー(MLS)や中東のクラブからも獲得オファーが提示されていることが報じられている。
🥺 A Barça legend says goodbye. #5ergioUnic pic.twitter.com/SWlDN2GtA2
— FC Barcelona (@FCBarcelona) May 10, 2023