元スペイン代表セルヒオ・ブスケツのバルセロナ退団が公式発表されたのと同じ日、ジョルディ・アルバとその代理人がクラブと今後について重要な会議を行ったと10日、スペイン紙『スポルト』が報じた。
同紙によるとジョルディ・アルバのバルセロナとの契約はあと1年残っているが、バルセロナからジョルディ・アルバに対し2つの案が提示されているようだ。
ひとつ目はジョルディ・アルバが他のクラブと来季に向けた交渉ができるようにクラブとの契約解除を検討すること。ふたつ目はバルセロナがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の基準を満たせるようジョルディ・アルバが大幅な給与削減を受け入れること。
ジョルデイ・アルバはクラブの財政状況を理解しており、退団も検討する意向だが、そのためには一定の条件を満たす必要があるという。アルバは妻が3人目の子供の出産が控えているという家庭の事情もあり、アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)やサウジアラビアは移籍先候補から排除しているからだ。
そのため、今後数週間にわたり、ジョルディ・アルバとバルセロナは、アルバの他クラブへの移籍か減棒受け入れかに関し議論することになるとのこと。今季これまで公式戦27試合に出場し2ゴール6アシストを記録している下部組織出身の34歳はどのような決断を下すのだろうか。