ビジャレアルは10日、元スペイン代表DFラウール・アルビオルと新契約を締結したことを発表した。
 クラブを支える“カピタン”が、来季も黄色のユニフォームを身に纏って戦うことが決まった。ビジャレアルとR・アルビオルとの契約は今シーズン限りで満了を迎える予定となっていたが、1年間の契約延長で合意。新契約の期間は2024年6月30日までと発表されている。
 R・アルビオルは1985年9月4日生まれの現在37歳。バレンシアのカンテラ(育成組織)出身で、2003-2004シーズンにトップチームデビューを飾った。その後はヘタフェへのレンタル移籍を経験し、バレンシアで主軸に定着。レアル・マドリードやナポリでもプレーした。2019年夏にビジャレアルへと完全移籍にて加入。即座にセンターバックの定位置を確保し、2020-21シーズンのヨーロッパリーグ(EL)優勝や翌2021-22シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4入りなど、ヨーロッパでの躍進にも貢献してきた。元スペイン代表DFマリオ・ガスパールの退団を受けて今季からはキャプテンを務めており、ラ・リーガ第33節終了時点で25試合に出場している。ビジャレアルでの在籍4シーズンで、これまで公式戦通算155試合に出場して4ゴールを挙げてきた。