ジェームズ・ウォード・プラウズ

 プレミアリーグの第36節が13日に行われ、ホームでフルアムに0-2で敗れたサウサンプトンの降格が決定した。

 クラブ史上最多となるシーズン24敗目を喫したサウサンプトンは、2試合を残して11年を過ごしたプレミアリーグの舞台から退くことに。8歳の頃からこのクラブと共に歩んできた“主将”のイングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズのコメントを、『BBCスポーツ』が伝えている。

 試合後、ウォード・プラウズは「僕らは個々に、そしてクラブとしても、出来得る限りのことができたのか評価する必要がある。それができたとは思えないし、非常に残念なことだと思う」とコメント。「チームとしても、クラブとしても、過ぎ去ったシーズンについて考えることになるだろう」と続けた。

 今季は、長年に渡ってチームを指揮してきたラルフ・ハーゼンヒュットル監督を11月に解任。その後任に指名したネイサン・ジョーンズ監督とは3年契約を交わすも、8戦1勝7敗という結果を受け、監督就任から95日でチームを去ることになった。ウォード・プラウズは「正しい決断だったのか? ピッチ上で全てを出し切ったのか? これまで以上のレベルで僕らはプレーすべきだと思う」との見解を示した。

 また、注目を集めている自身の今後については、「あまり先のことは考えていない」と明言を避けつつ、クラブの今後については「このクラブの優秀なスタッフが入れば、すぐにプレミアリーグに復帰できるだろう。試練の時を迎えることになるが、クラブはこれまでも成し遂げてきたし、今回も成し遂げてくれるはずだ」と主張。プレミアリーグへの返り咲きに期待を寄せた。