久保建英

 レアル・ソシエダに所属する日本代表FW久保建英が、13日に行われたラ・リーガ第34節のジローナ戦を振り返った。13日、スペイン紙『マルカ』がコメントを報じている。

 リーグ戦2連勝中の4位ソシエダは、ホームでジローナを迎え撃った。試合は5分、久保のドリブル突破が相手のファウルを誘いPKを得ると、これをミケル・オヤルサバルがきっちりと決めて、先制に成功した。続けて、24分には久保のクロスをダビド・シルバが合わせて追加点を記録。しかし、37分と前半のアディショナルタイムに立て続けに失点。そのまま均衡は破れず、2-2のドローに終わった。

 この試合で2得点に絡み、印象的な活躍を見せた久保は試合後、スペインメディア『Movistar』のインタビューで「2点を逃した。3点目を決めたかったが、それができなかった。何が起こったのか分からなかったが、突然、彼らは2点を決めた。僕たちは修正したけど、手遅れだった」と2点のリードから追いつかれたことを悔んだ。

 続けて、「前半の最後の10分間はコミュニケーションが欠けていた。僕たち前線は前にプレスに行ったけど、後ろの方はあまり明確ではなかったので、2点の大きなリードを失ってしまった」と反省点を口にした。