【プレミアリーグ】アーセナル0－3ブライトン（日本時間5月15日／エミレーツ・スタジアム）
三笘薫を起点に貴重な先制点が生まれた。左サイドでタメを作り、左SBのエストゥピニャンが上がってくる時間を稼ぐと、オーバーラップしてきたエクアドル代表DFへとパス。このプレーを起点に先制点が生まれると、ABEMAの解説陣は時間を生み出した日本代表FWのプレーを「判断が最高」と称賛した。
スコアレスで迎えた51分、三笘薫は左CBのコルウィルからのロングボールを収めると、味方選手がボックス内に上がってくる時間を稼ぐためにボ－ルをキープ。そしてカットインすると見せかけて、自身の大外を駆け上がったエストゥピニャンへとボールを預けた。
エクアドル代表DFはフリーの状況でクロスを上げると、一度は跳ね返されるも、そのこぼれ球を右足で地面に叩きつけた。すると、これがイレギュラーな形のパスとなり、ワンバウンドして中央に待ち構えていたエンシソの頭にピンポイントで届き、ヘディングでゴールへと押し込んだ。
ABEMAで解説を務めた元北朝鮮代表・鄭大世氏は「その前の三笘薫の判断が最高でしたね。相手がついていけず、エストゥピニャンが完全にフリーになりました。ここでちゃんとマイボールにできたのが素晴らしかった。カットインして中に逃げなかった」と、ゴールに直結したプレーの一つ前、三笘がエストゥピニャンとの間で行ったプレーに注目。日本代表FWが時間を作ったことでゴールが生まれたと解説した。
視聴者からは「三笘よかったな」「三笘から始まった」「文句ないな」と、ブライトンの先制点の起点となった日本代表FWのプレーを称賛する声が寄せられた。
このプレーで先制に成功したブライトンは終始ボールを支配し、アーセナルの前線を守備に追わせて疲れさせることに成功。そして86分、90+5分と終盤にダメ押しとなる得点を奪い、今季アーセナルが1敗しか喫していなかったエミレーツ・スタジアムで0－3の快勝。ブライトンにとっては、来季の欧州カップ戦の出場へ向けて重要な勝ち点3を手にした。
（ABEMA／プレミアリーグ）
