【MLB】レッドソックス1-9カージナルス(5月14日・日本時間15日/ボストン)
スロー映像を見れば見るほど、ボールはくっきりと事実が示されていた。レッドソックス吉田正尚外野手、カージナルスのヌートバー選手と、侍ジャパンで活躍した両選手の直接対決ということで日本のファンも注目していたこのカード。7回に飛び出したホームラン性の大飛球に対して、実況者が「見てはいけないものを見てしまいました!」と珍実況する瞬間が訪れた。
状況は1-6と6点を追うレッドソックス7回の攻撃。先頭のカサズが四球を選んで出塁した後、続くバルデスがカウント1-0からの2球目を振り抜いた。内角高めの速球を強く叩いた打球は、ライナーでライトポール際に一直線。地元レッドソックスファンも、追撃の2ランがスタンドに飛び込んだと大盛り上がりとなり、バルデスも意気揚々とダイヤモンドを1周していた。
ところが打球がライトポールぎりぎりを通過したため、ビデオ映像でホームランかどうかを確認することに。中継映像でもちょうどポールの後ろ側に設置されたカメラのスロー映像が紹介されていた。
すると打球はどんどんとファウルゾーンに切れていき、ABEMAで実況を務めていた近藤祐司氏も、映像を見ながら「どうですか?どうですか!?」と興奮気味に。さらにボールが黄色いポールの手前を通過し、一瞬見えなくなった瞬間を確認すると「あーっと、これは見てはいけないものを見てしまいました~」と絶叫した。
この珍実況に視聴者からは「入っているように見えた」「おしいw」「実況の人面白い」といった感想が続々と集まった。なお判定は覆りファウルでやり直しに。バルデスはあえなく三振に倒れた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





