ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバが、再び負傷してしまったようだ。14日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
セリエA第35節が14日に行われ、ユヴェントスはクレモネーゼに2-0で勝利した。今シーズン負傷に苦しんでいたポグバはこの試合、ユヴェントス加入前のマンチェスター・Uで2022年4月10日に行われたリヴァプール戦以来、390日ぶりに先発出場を果たしたものの、24分に負傷交代を余儀なくされた。
ユヴェントスのメディカルスタッフからの最初の報告では、ポグバが負傷したのは手術を受けて長期離脱を余儀なさくされたひざではなく、左大腿四頭筋の問題だという。
再び負傷してしまったポグバについてユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は『DAZN』で「私たちは皆が残念に思っている。特に彼はとても好調だったからね。回復するために多くの犠牲を払ってきたのに大腿四頭筋の痛みで再び立ち止まらなければならないのは悲しいことだ」と語りつつ、改めて同選手の復帰を待っていることを強調した。
「ポールは大人だし、この問題を乗り越えられると思う。1年間ほとんどプレーできなかったから、初先発にはリスクがあるのは当然で、ケガをする可能性も高いものだ。彼はよくやっていたし、私たちは悲しんでいるが、彼が戻ってくるのを待っているよ」
昨夏に7年ぶりとなるユヴェントス復帰を果たしたポグバだったが、直後のプレシーズン中に右ひざのケガに見舞われた。当初は約2カ月間の離脱が見込まれていたものの、手術を実施したことやその後の進捗が芳しくなく、昨年末のFIFAワールドカップカタール2022も欠場。ここまで公式戦10試合の出場にとどまっていたが、再び戦列を離れることになり、今季絶望となる可能性も浮上している。