【プレミアリーグ】アーセナル0-3ブライトン(日本時間5月15日/エミレーツ・スタジアム)
ブライトンMFカイセドがアーセナルFWのマルティネッリに浴びせた強烈タックルに注目が集まっている。その直前のプレーで三笘に危険なタックルを浴びせたブラジル代表FWに報復としてエクアドル代表MFが危険なタックルをしたのではないかとファンの間で憶測を呼んでいる。
スコアレスで迎えた7分、中央でボールを引き出したマルティネッリに後ろから詰めてきたカイセドが強烈なタックルを見舞った。特段ファウルで止めるべき場面では無かったが、カイセドは背後から飛び込み、マルティネッリの脚を削り、ファウルで流れを止める。この一連のプレーに対し、アーセナル側は激昂。危険な報復プレーだと審判を取り囲んだ。
4分には、三笘がマルティネッリから危険なタックルを受け、ピッチに長い間、倒れ込んでしまうという場面があった。この背景もあって、カイセドが三笘へ危険なプレーを犯したマルティネッリに対して、報復したようにも捉えることができなくもない。また、このプレーの後には三笘とカイセドがタッチしているところもカメラに映し出されており、真偽はカイセドにしか分からないが、これらの様子をみたファンの間で報復だったのではないかという見方が強まっている。
「間違いなく報復」「これでおあいこ」「カイセド大暴れ」「帳尻あわせ」とカイセドのファウルにコメント欄やSNSでも様々な反応が見られた。
サッカーの“危険プレー”については様々な見方や意見があるが、仮に報復だった場合、スポーツマンシップの観点からするとカイセドのプレーはやはり褒められたものではない。“報復”を行わなくて済むような判定が必要かもしれない。このタックルの影響でマルティネッリは20分にベンチへと下がり、試合後には足を固定している様子が見られた。一日でも早い回復を祈るばかりである。
(ABEMA/プレミアリーグ)