マンチェスター・Cに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーはすでに次の移籍先を“少年時代にプレーしたクラブ”と決めているようだ。14日、イギリス紙『ミラー』が報じている。
現在、32歳のK・ウォーカーは長らくマンチェスター・Cの絶対的な右サイドバック(SB)として君臨。しかし、今季は出場機会が減少しており、リーグ戦でのスタメン出場は19試合に留まっている。そんなK・ウォーカーとクラブの現行契約は2024年夏までとなっており、去就には注目が集まっている。
ミランなど多くのトップクラブが獲得に関心を寄せていると噂されるなか、報道によると、K・ウォーカーは少年時代を過ごしたシェフィールド・Uへの移籍のみを希望しているとのこと。しかし、来季からプレミアリーグに復帰する同クラブに、移籍金や高額な給料を負担する余裕はない模様。そのため、K・ウォーカーは契約満了となる来夏に“フリートランスファー”で移籍することを希望しているようだ。また、同紙はK・ウォーカーの年齢などを考慮すると、マンチェスター・Cが新契約を提示する可能性は低いと指摘しており、来夏での退団が濃厚との見方が示されている。
シェフィールド・Uの下部組織で育成年代を過ごし、2008年にトップチームへ昇格したK・ウォーカー。果たして、来夏には“少年時代にプレーしたクラブ”へと復帰することとなるのだろうか。