「派手な色づかいでチカチカする広告宣伝車、これは都市の良好な景観を損なう」
4月26日、九都県市首脳会議が行われ、小池知事らが広告トラックの規制を首都圏一都三県のナンバーに広げることを検討していることが明らかになった。
規制が検討されている広告トラックについて、元都知事の舛添要一氏は「私は規制に積極的ではない」と持論を述べ、さらに
「パリは19世紀に建物は『何階以上はダメ』『奇抜な色はNG』と都市計画に則ってルールを定めた。しかし、トラックなどの『動くもの』を規制するのは難しい。例えば派手な装飾をほどこした長距離トラックが高速での事故を避けて、首都高から下りて都内の普通の道を走る際、それは規制しないのかという事になる」
と説明。さらに、「規制をするにしても(小池都知事が)緑色が好きだったら緑色ならいいんですか? それでは、その時々の知事のシンボルカラーに変わってしまいませんか? 私が知事だったらやらない」と皮肉混じりに話した。
また、広告トラックの騒音に対して、元『週刊SPA!』副編集長の田辺健二氏は「渋谷のセンター街は大型ビジョンがあるが、音量のルールがあり、無法地帯ではない。景観は人の努力がないと保持保全が難しい。誰のための景観なのか、考えると難しい」と話した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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