カイル・ウォーカー

 マンチェスター・Cに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとの対戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)準決勝・セカンドレグが17日に行われ、マンチェスター・Cはレアル・マドリードと対戦。ファーストレグを1-1のドローで終えて迎えた一戦は、ベルナルド・シルヴァが2ゴールを挙げるなど、4-0で快勝。2試合合計5-1で勝利し、2シーズンぶりの決勝戦進出を果たした。

 フル出場して勝利に貢献したウォーカーは試合後、イギリスメディア『BT Sport』で「いつも厳しいものだよ。感情に支配されることもある。みんなうまく試合に入ることができて前半は支配できたと思う。後半は少し雑になり、ボールを与えてしまった。それは起こるべきことではないが、決勝進出を決めることができた。それが重要なことだ」と語った。

 また、ファーストレグ終了後には笑顔で健闘を称えあっていたヴィニシウスとこの試合でも対面したウォーカー。イギリスメディア『Squawka』によると、ヴィニシウスにはドリブル突破やチャンス創出を一度も記録させず、ウォーカーは完封することに成功したことが明らかになっている。

 ヴィニシウスとの対戦についてウォーカーは「攻撃のように少しの傲慢さも必要だ。自分のスピードには自信があるし、彼らと真っ向から戦った。彼は素晴らしいけど、自分の強みを活かさなければならない。僕はできるだけ彼にとって難しい状況を作り出しただけだ」と振り返った。