シャビ・アロンソ

 レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が残留を明言した。17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 選手時代は、リヴァプールレアル・マドリードなど多くのビッグクラブでプレーし、スペイン代表としてワールドカップ王者にも輝いたシャビ・アロンソ監督。現役引退後は、古巣であるレアル・マドリードの下部組織とレアル・ソシエダのリザーブチームで経験を積み、昨年10月にレヴァークーゼンの指揮官に就任。すると、下位に低迷していたチームを立て直し、ヨーロッパリーグ(EL)ではクラブをベスト4に導いている。

 ローマとのEL準決勝・セカンドレグを18日に控え、記者会見に出席したシャビ・アロンソ監督。その優れた手腕にトッテナムからの強い関心が噂されるなど、去就に注目が集まる41歳のスペイン人指揮官だが「私はこのチーム、このクラブで幸せだ。自分の将来については心配していない」と発言した。

 また、来シーズンもレヴァークーゼンで引き続き指揮を執ることを意味するのかと問われると「その通りだ」と返答し、クラブに残留する意向を明かしている。

 頼れる指揮官のコメントに、多くのレヴァークーゼンサポーターが安堵したことだろう。