【プレミアリーグ】ニューカッスル4-1ブライトン(日本時間5月19日/セント・ジェームズ・パーク)
三笘薫の同僚が、ミスを帳消しにするような素晴らしい追撃弾を放った。ブライトンに所属するドイツ人FWは前半に失点に絡むシーンがあったが、後半に自ら1点を返して挽回。ファンも「汚名返上ゴール」と歓喜するテクニカルな一撃だった。
【映像】オフサイド、ギリギリ!ウンダヴ、巧みな裏抜けからのGK股下弾!
ブライトンが2点ビハインドで迎えた50分、ドイツ人FWウンダヴが魅せた。スコットランド代表ビリー・ギルモアがピッチ中央、ハーフウェーラインまで持ち運ぶと、タイミングを見極めながら、相手ディフェンスラインの“際”を探って動き直す。ギルモアが顔を上げ、パスを出す瞬間にクッと前に踏み込んで相手より半歩先にボールに触れると、競り合いをものともせずボックス内までドリブルし、最後は右にかわしながらGKの股下を抜くグラウンダーの一撃をゴールネットに突き刺したのだ。
このゴールにファンも「最高のゴールだ!」「ウンダヴ仕事したな」とリアクションを寄せたが、中には「汚名返上ゴール」というコメントも。実は前半、2点目を奪われた場面のセットプレーで、ゴール前にいたウンダヴがマークする選手をフリーにして決められてしまう一幕があったのだ。ABEMAの解説・鄭大世氏も「FWはそれでチャラにできるからいいですよね」と話したように、まさに“汚名返上”する重要な一点となった。
鄭大世氏はさらに「得点のセンスが抜群ですよね。外さない」と語ったように、ウンダヴは5試合前のウォルヴァーハンプトン戦で今季初ゴールをマークし、その試合で2点目も奪取。前々節のエヴァートン戦でも1点を決め、5試合4得点と得点力の高さを示している。
なお、この試合でブライトンは、1-2から追い上げることができず、さらに2点を奪われ1-4で敗戦。三笘薫も4試合連続でフル出場したものの、チームを勝利に導く結果を示ず。欧州カップ戦の出場権を手にするため、残り3試合も負けられない戦いが続く。
(ABEMA/プレミアリーグ)