デクラン・ライス

 ウェストハムに所属するMFデクラン・ライスが、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝進出の喜びを語った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 ECL準決勝セカンドレグが18日に行われ、ウェストハムはAZと対戦。ファーストレグを2-1で先勝して迎えた敵地での一戦は、0-0のまま迎えた90+4分にパブロ・フォルナルスがゴールを挙げ、1-0で勝利。2試合合計3-1としたウェストハムが決勝進出を果たした。

 データサイト『OPTA』によると、ウェストハムが欧州の主要大会で決勝に進出するのは、1964-65シーズン、1975-76シーズン(いずれもUEFAカップウィナーズカップ)以来、47年ぶりでクラブ史上3度目のことになった。

 フル出場で決勝進出に貢献したライスは試合後、イギリスメディア『BT Sport』で「このクラブがこのようなことになるのには本当に長い時間がかかった。僕たちは本当にとてもとても嬉しく思っている。まだプレーするべき1試合が残っているから、興奮しすぎてはダメだが、今夜は楽しむつもりだよ」と喜びを爆発させた。

 6月7日に行われる決勝ではフィオレンティーナと対戦することが決定したウェストハム。ライスは「このために頑張ってきた。ウェストハムのユニフォームを着てこのような瞬間を楽しむことができるのはこれが初めてだ。華々しく終わることを願っているし、ポジティブなシーズンを振り返ることができればと思う」とタイトル獲得への意気込みを語った。