ビジャレアルのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが、同クラブのレジェンドでもあるディエゴ・フォルラン氏の“とある”記録にまで1ゴールに迫っているようだ。18日、スペイン紙『アス』が報じている。
2001年6月20日生まれのジャクソンは現在21歳。2019年9月にビジャレアルの下部組織に入団した同選手は、2021年10月にラ・リーガデビューを果たした。今季は開幕戦からスタメンに抜擢されると、第31節エスパニョール戦でのゴールを皮切りに、第32節セルタ戦で2ゴール、第33節バレンシア戦で1ゴール、第34節アスレティック・ビルバオ戦で2ゴール、と4試合連続計6得点といよいよ本格的にブレイク。チャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すチームを牽引している。
そんな絶好調のジャクソンは、“イエローサブマリン”のレジェンドの背中を捉えているようだ。『アス』によると、4試合で6得点という数字は、ジュゼッペ・ロッシ(現:SPAL)、カルロス・バッカ(現:アトレティコ・ジュニオール)、フアン・ロマン・リケルメ氏の記録を超えたとのこと。そして、20日の第35節ジローナ戦で1ゴールを挙げれば、ディエゴ・フォルラン氏が2004-05シーズンに記録した5試合で7得点に並ぶことを報じている。
加えて、ジローナ戦後の第36節カディス戦、第37節ラージョ・バジェカーノ戦、最終節アトレティコ・マドリード戦全てでゴールを記録した場合は、クラブにおける最多連続得点記録を塗り替えられるという。果たして、“イエローサブマリン”で輝きを増す新星は、偉大なるレジェンドの記録を超えることはできるのだろうか。