ケヴィン・デ・ブライネ

 マンチェスター・Cに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネは、17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦で“個人的な問題”を抱えながらプレーしていたようだ。18日、スペイン紙『アス』が報じている。

 マンチェスター・Cはホームでレアル・マドリードと対戦。アウェイでのファーストレグを1-1のドローで終えていたなか、この試合では終始、レアル・マドリードを圧倒して4-0と大勝し、2戦合計5-1で決勝進出を決めた。

 そのなかで、大きな話題となったのが、この試合で2アシストを記録し、勝利に大きく貢献したデ・ブライネとマンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督のやりとりだ。デ・ブライネに対してボールを繋ぐよう指示したグアルディオラ監督に同選手は「黙れ!」と反論。しかし、84分にピッチを後にした際には同指揮官とハグを交わしており、大きな衝突には至らなかった。

 この件の詳細は不明となっているが、報道によると、解説者として現地を訪れていた元フランス代表FWで、ベルギー代表のアシスタントコーチも務めていたティエリ・アンリ氏が『CBS』で、試合後のデ・ブライネとのやりとりを明かし、以下のように語った。

「彼は難しい時期を過ごしている。ただ何を話したかについては言えない。プライベートなものだから。しかし、彼からの話を聞いて、私はより大きく彼を尊敬したよ。彼の活躍と、チームと共に彼がどう戦ったかを考えるとね。彼から聞いたことは言えない。しかし、繰り返すけど、私にとって彼はマンチェスター・Cで最も重要な選手であり、今日、彼はこの問題にもかかわらず、最高の選手の一人であることを示した」