パリ・サンジェルマン(PSG)は19日、ブラジル代表DFマルキーニョスと2028年6月30日までの契約延長に合意したことを発表した。
マルキーニョスは1994年5月14日生まれの現在29歳。母国のコリンチャンスでキャリアをスタートさせると、2012年夏にローマに加入して欧州上陸を果たした。2013年夏にはPSGへ完全移籍。本職のセンターバックだけでなく時には右サイドバックやアンカーの位置でもプレーし、7度のリーグ・アン制覇など数々の国内タイトル獲得に貢献してきた。ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァ(現:チェルシー)の退団後、2020-21シーズンからはキャプテンとして“スター軍団”を支えている。
また、4月8日のリーグ・アン第30節ニース戦ではクラブ通算400試合出場を達成。ジャン・マルク・ピロルジュ氏、チームメイトのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティに次いで、歴代3位の通算出場数を誇っている。
契約延長についてマルキーニョスはクラブ公式サイトで「契約延長にサインできたことを嬉しく思うとともに、とても誇りに思う。これは僕にとってとても特別な瞬間だ。パリ・サンジェルマンは常に僕に信頼を寄せてくれているし、僕もこのクラブに大きな信頼を寄せている。これから先も、共に素晴らしい結果を残していけると確信している」とコメントを発表している。
加えて、クラブ公式サイトはナセル・アル・ケライフィ会長のコメントも発表。以下のように伝えている。
「マルキーニョスがパリ・サンジェルマン・ファミリーとの時間を延長してくれたことをとても嬉しく思っている。私は、彼が19歳でクラブに加入したときのことをよく覚えている。初日から、彼は素晴らしい献身性と勝利の精神を示し、常にパリ・サンジェルマンのために戦っていた。彼のサッカーの才能、経験、そしてクラブへの献身は並外れたものである。マルキーニョスの歴史がPSGで続いていくように、私たちはこれからも多くの成功を共にすることになると確信している」