【MLB】パドレス2-4レッドソックス(5月20日・日本時間21日/サンディエゴ)
レッドソックス・吉田正尚外野手が第1打席で放った、ライトフェンス直撃のツーベースヒットにあと一歩まで迫ったパドレスのフェルナンド・タティスJr外野手のプレーに注目が集まった。
1回表のレッドソックスの攻撃。1死走者なしの場面で打席に入った2番打者の吉田はパドレス先発のジョー・マスグローブと対戦。フルカウントから投じられた6球目、151キロのストレートをスイングした。
インコースを突く厳しいボールとなったが、吉田はうまく腕を畳んでバットを合わせこのボールをうまく捌いてスイング。すると打球はライトへと高々と舞い上がり、あわや先制となる2ラン本塁打を思わせる大飛球になった。
結果的にこの打球はスタンドまであと数十センチというところでフェンスに直撃。打った吉田は二塁まで駆けていきツーベースヒットとなったが、それと同じく注目されたのはライトを守るタティスJrのプレーだった。
ギリギリスタンドに入りそうな打球だったため、タティスJrは体を伸ばして大ジャンプ。残念ながらボールはタティスJrが伸ばした左手からわずかに外れていたため、フェンスに当たってしまったが、もう少しで超ファインプレーとなるビッグプレーだった。
これを見た視聴者は「ジャンプ力えぐない?」「飛びすぎだろう」「ジャンプ力恐ろしい」とタティスJrの身体能力に驚く声や「飯田哲也(元ヤクルト)かと思った」と、ホームランキャッチでおなじみのレジェンド選手の名前も出てくるほどだった。
タティスJrと言えば、2021年にパドレスと14年契約を結んだことで知られるチーム屈指の看板選手。昨季はシーズンオフ中の故障と筋肉増強剤の使用による出場停止の影響で出場なしに終わったが、今季はここまで25試合に出場し、打率.282、6本塁打と復調気配を示している。
さらにタティスJrは2回表にもトリストン・カサズ内野手の打球をジャンピングキャッチでアウトにし、6回裏には今季第7号となる本塁打を放つなど、印象に残る活躍を収めている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





