ファン・ダイク ロベルト・フィルミーノ

 今シーズン限りでリヴァプールを退団する4人について同僚のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがコメントした。21日、イギリスメディア『BBCスポーツ』が伝えている。

 リヴァプールは17日、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、ギニア代表MFナビ・ケイタ、イングランド人MFジェイムズ・ミルナー、同MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンら4選手の今季限りでの退団を正式に発表していた。
 
 20日、4人の本拠地アンフィールドでのラストマッチとなったプレミアリーグ第37節のアストン・ヴィラ戦後にこれまでのクラブへの功績を称え、セレモニーが行われ、チームメイトやサポーターから惜しみない拍手が送られた。

 同僚のファン・ダイクは「彼らは自分たちの役割を全うした。彼ら一人ひとりが恋しくなる」と、今まで多くの栄光を共に手にしてきた仲間へ賛辞を送り、フィルミーノに対しては「サディオ(マネ)とモー(サラー)と共にゴールやアシストという部分で非常に大きな部分を担ってきた。チームメイトやファンから絶大な信頼を得ているんだ」と今までの貢献を称えた。

 また、クロップ監督のコメントも伝えており、「彼ら全員を失うのは悲しい」とクラブ初のプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献した選手らとの別れを惜しみつつ、「これまでは一緒に物語を書いてきたが、これからはそれぞれが新しい物語を書いていかなければならない」と互いの健闘を誓っていた。

 この試合は、ミルナーと共に途中出場したフィルミーノが、試合終了間際に貴重な同点ゴールを決め、来季のCL出場権への望みを繋いだ。世代交代が着々と進むリヴァプール。レジェンド4人の穴を埋め、”復権”を果たすことはできるのだろうか。