リオネル・メッシ、シャビ・エルナンデス

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、23日に行われるラ・リーガ第36節のバジャドリード戦を前にした記者会見でパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのバルセロナ復帰の可能性について語った。22日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ラ・リーガを制し、メッシ退団後、初のリーグ制覇となったバルセロナ。そのメッシは無許可でのサウジアラビア渡航や、一部ファンがメッシの退団を要求してデモを起こすなど、同選手とクラブの関係悪化が報じられており、今夏でPSGを退団する可能性は高いと噂されている。

 そんななか、メディアではメッシのバルセロナ復帰の可能性が度々取り沙汰され、バルセロナの本拠地『カンプ・ノウ』でも試合時間が10分になると“メッシコール”が湧き上がるなど、メッシ復帰の機運が高まっている。

 記者会見で、メッシのバルセロナ復帰について尋ねられたシャビ監督は「その話は宙に浮いている。様々なことに左右されるので、私から多くの事は話せない。彼はとても素晴らしいサッカー選手だし、私と彼は親しい間柄だ。実現できるか見てみよう。本人の意思次第でもあるね」と語った。

 財政難に揺れるバルセロナはメッシの給与面で大きな問題を抱えているとも報じられており、メッシにはサウジアラビアのアル・ヒラルから巨額のオファーが届いているとも噂されている。果たして古巣バルセロナへの復帰はあるのだろうか。