バルセロナに所属するスペイン代表MFペドリが、スペイン誌『GQ』のインタビューに応え、今シーズンを振り返った。22日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
今シーズンここまで公式戦35試合に出場し、20歳ながら既にチームの中心選手として活躍するペドリ。バルセロナのラ・リーガ制覇にも大きく貢献し、正確なパスと優れたボールキープ力を武器に存在感を放ち続けている。
そんなペドリがスペイン誌『GQ』のインタビューに応え、今シーズンを振り返った。今年の2月中旬には右足の大腿直筋を負傷し、約2カ月の戦線離脱を余儀なくされたペドリだが、インタビューにてケガについて尋ねられると、「最初のうちは、ケガで失敗してしまうものだ。決してピッチを離れたくはないけどね。ケガを避けるために、今はより良いものを食べるようにしている。以前から食生活は悪くなかったけれど、今は食事に気を付けることを続けているよ」と自身のケガへの対策を明かした。
さらに、「より、集中できるようになったんだ。でも、大好きだった母のコロッケはもう食べられなくなってしまった。食べられなくて、最も悲しいもののひとつだよ。そして、練習や試合前後のワークには、より気を使うようになった。また、クラブには心理カウンセラーがいて、とても助けられている。ケガをして、ビクビクしながら戻ってくるというようなことはなかった。もう治ったのだから、それを忘れなければならないと思えるんだ。それは自分にとって、とても良いことだ」と続け、今季苦しんだケガについて振り返った。
今シーズン、スーペルコパ・デ・エスパーニャとラ・リーガの2冠を達成したバルセロナ。チームの戦い方についてペドリは「バルサの歴史がそうであったように、僕たちは常にボールを持ち、ボール保持をベースとしたフットボールを構築しようとしている。確かに、今年はマルク(・アンドレ・テア・シュテーゲン)と(ロナルド・)アラウホの2人の守備が非常に良かった。プレッシングも非常に良くなった。僕たち全員が常にその面で向上してきた。僕たちは改善するために努力し、その結果は顕著に表れたよ」と振り返り、シーズン中にチームの守備面が改善されたことを明かした。