オスカル・デ・マルコス

 アスレティック・ビルバオは23日、スペイン人DFオスカル・デ・マルコスと2024年6月末まで契約を延長した。なお、契約解除条項は設定されていない。

 1989年4月14日生まれのデ・マルコスは現在34歳。アラベスの下部組織出身で、2008-09シーズンにトップチームデビューを果たすと、同シーズン終了後にアスレティック・ビルバオに加入した。以来14年に渡って在籍し、クラブ公式戦通算出場試合数は「496」で、歴代7位にランクイン。不動の右サイドバックとしてチームに欠かせない存在となっている。

 エルネスト・バルベルデ第3次政権が始動した今季はここまで公式戦40試合出場、プレータイムは3000分以上を越えるなど、並外れたパフォーマンスを発揮しているデ・マルコス。チーム2番目の出場時間を誇り、6アシストでチーム内におけるトップアシストマンでもある同選手は、自身のフォームやメンタル面を見極めた上での契約延長であることを明かした。

「とても満足している。この決断には時間が必要だったからね。ミュージシャンでも、あと1回演奏できるかどうかわからないということがあるだろう。僕の場合もそうだった。今が引退のタイミングかどうかはわからないけど、もう1年、このチームを楽しみたい」

 アスレティック・ビルバオでの15年目のシーズンに挑戦することを決断したデ・マルコス。クラブ公式戦通算500試合出場も目前に迫る同選手は来シーズン、どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。