PSVは24日、同日付でルート・ファン・ニステルローイ監督が退任することを発表した。
1976年7月1日生まれのファン・ニステルローイ氏は現在46歳。現役時代はPSVやマンチェスター・U、レアル・マドリードなどでプレーし、引退後に指導者キャリアをスタートさせた。2016年2月に古巣PSVのU-19チームのコーチに着任すると、2021年夏にはヨングPSV(Bチーム)の監督に就任。そして、今季からは内部昇格という形でトップチームを率いて、エールディヴィジ第33節終了時点で2位、ヨーロッパリーグでラウンド32、国内カップ戦では優勝に導いていた。
そんな中でPSVは24日、ファン・ニステルローイ監督が電撃退任することを発表。クラブによると、ここ数日は内部問題についての協議が重ねられており、23日の時点では、今週末の最終節AZ戦後にさらなる話し合いをする予定だったとのこと。しかし24日、ファン・ニステルローイ監督は“クラブ内のサポート不足”を理由に、即刻退任を決断。なおAZ戦は、アシスタントコーチのフレッド・ルッテン氏が暫定的に指揮を取ることも併せて伝えている。