インテル所属のアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが、コッパ・イタリア制覇への喜びを語った。24日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
コッパ・イタリア決勝が現地時間24日に行われ、連覇を狙うインテルは22年ぶりの優勝を目指すフィオレンティーナと激突。開始直後の3分にサイド攻撃から先制を許したインテルだったが、29分に味方の絶妙なスルーパスに抜け出したL・マルティネスが同点ゴールをマーク。さらに37分にもL・マルティネスが強烈なボレーシュートを沈め、逆転に成功した。その後スコアは動かず、インテルが2年連続9度目の栄冠に輝いた。
2018年夏にインテルに加入したL・マルティネスにとって、この日の1得点目はクラブ通算「100」ゴール目とのこと。自身のメモリアル弾を含むドッピエッタ(2得点)でチームを連覇に導いた25歳の点取り屋は試合後に「通算100ゴール? これからも得点し続け、インテルというクラブ、そしてチームの勝利に貢献していきたい」とコメント。その上でタイトル獲得の喜びを次のように語った。
「ここ数年間、この素晴らしいクラブにトロフィーをもたらしてきた。これからも続けなければならないし、勝ち続けたいと思っている。このスポーツで試合に勝った時は最高の気分なんだ。今日はスタートが良くなかったけど、チームメイトがよくやってくれたし、展開を把握し、試合を引っくり返すことができた。この優勝カップをミラノに持ち帰ることができてとても嬉しいよ」
今シーズン既にスーペルコッパ・イタリアーナを制しているインテルは、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝に進出。今回のコッパ・イタリアを含めると“3冠”達成の可能性が残されている。マンチェスター・Cとの運命の決勝戦は現地時間6月10日。L・マルティネスはクラブに13年ぶりのビッグイヤーをもたらすことができるのだろうか。活躍に大きな期待がかかる。