“宮崎の台所”として栄えた商店街が廃墟に… 残るは数軒、「レトロの良さは消え危険な構築物に」 それでも壊せない理由 ABEMA的ニュースショー 2023/05/26 10:00 拡大する 「昭和レトロ」と聞いて、どんな建物を想像するだろうか? 宮崎県宮崎市の中心部には、その想像をはるかに超えた建物があるという。『ABEMA的ニュースショー』は現地を取材した。【映像】宮崎市の“廃墟商店街”、内部の様子 通りに突如出現する、今にも崩れそうな廃墟。傾く建物、窓ガラスは割れ、剥がれ落ちたトタン屋根はその役割を果たしていない。この建物はいつ建てられ、どれほど放置されているのか。 その一角に営業している店がある。「一般的には食料品で、穀物・豆類が主かな。それに関係して砂糖類とか」と話すのは、「稲口商店」の稲口文男さん(80)。70年前からこの地で店を開く問屋の2代目だ。かつては2階を住居として使っていたが、今はとても住める状態ではなく、1階をかろうじて店舗として使っている。 続きを読む