グラスホッパー(スイス1部)は25日、DF原輝綺とMF川辺駿を含む6選手が今季限りでクラブを退団することを発表した。
今回の発表によると、DFゲオルク・マルクライターとDFエリゼウ・カサマの2選手が契約満了。加えて、レンタル移籍中のDFボラ・ベンデグーズ、DF原輝綺、MF川辺駿の3選手はそれぞれ保有元のクラブに戻り、シーズン終了後にボーフムへと移籍するDFノア・ロースリを含む計6名が今季限りでクラブを退団する。
1998年7月30日生まれの原は現在24歳。2017年にアルビレックス新潟でプロキャリアをスタートさせた同選手は、サガン鳥栖を経て、2021年に清水エスパルスに加入した。初年度から主力に定着すると、2022シーズン終了後にグラスホッパーへとレンタル移籍。在籍半年間で、公式戦11試合に出場している。
1996年9月8日生まれの川辺は現在27歳。サンフレッチェ広島の育成組織出身で、2013年にトップチームデビューを果たした。それ以来、途中3シーズンはジュビロ磐田へのレンタル移籍を挟んだが、クラブ在籍6シーズン半で公式戦通算151試合に出場すると、この活躍が評価されて、2021年夏に自身初の海外挑戦としてグラスホッパーへと完全移籍加入。2022年1月にはウルヴァーハンプトンと3年半契約を締結し、今度はグラスホッパーへのレンタル移籍が決定した。今季は公式戦33試合に出場し9得点10アシストを記録。6月の『キリンチャレンジカップ2023』に臨む日本代表にも選出されている。