マルコ・アセンシオ

 レアル・マドリードに所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオの獲得に向け、パリ・サンジェルマン(PSG)が交渉を開始したようだ。26日、イギリス『ESPN』が伝えている。

 現在27歳のアセンシオは、マジョルカの下部組織で育ち、2013年にトップチームデビューを果たす。2015年にレアル・マドリードへ移籍を果たすと、エスパニョールへの期限付き移籍を経て16年夏に復帰。チームの主力選手として活躍し、今季も限られた出場時間でリーグ戦9ゴール6アシストをマークしている。

 今シーズン限りでクラブとの契約が満了を迎える同選手には、アストン・ヴィラやユヴェントスなど、多くのクラブからの関心が噂されている。その中でも、現時点で最も魅力的なのはPSGからのオファーだという。

 同メディアによるとアセンシオは、レアル・マドリードから金銭面では納得のいく提案を受けたものの、満足な出場時間を確保するため移籍を決断した模様。PSGは、ブラジル代表FWネイマールとの決別を望んでおり、フランス代表FWキリアン・エンバペと攻撃を構成するFWを探しているという。

 また、同選手の代理人であるホルヘ・メンデス氏とPSGのスポーツディレクターであるルイス・カンポス氏との良好な関係が交渉の鍵を握っていると付け加えた。

 来季アセンシオは、どのクラブでプレーすることになるのだろうか。