アミル・ラフマニ

 ナポリは26日、コソボ代表DFアミル・ラフマニと2027年6月まで契約を延長したことを発表した。

 2020年にヴェローナからナポリに加入したセンターバックのラフマニは今季、“相棒”の韓国代表DFキム・ミンジェと共に守備の主軸として活躍し、公式戦34試合に出場。対人守備の強さや空中戦の強さを武器にナポリの33年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

 外転筋の負傷により、10月半ばからFIFAワールドカップカタール2022による中断期間にかけて約1カ月間の欠場があったものの、シーズンを通して安定したパフォーマンスを披露。その活躍が評価され、来夏で満了予定だった契約を延長するに至った。なお、今回の契約延長には、もう1年の延長オプションも付随している。

 また、センターバックでコンビを組む“相棒”であるキム・ミンジェにはマンチェスター・Uなどが獲得に関心を寄せているとも報じられており、移籍の噂が絶えない。そんななかで、チームを最後尾から支えているラフマニと契約延長を果たしたことは、同クラブにとって大きな安心材料になるだろう。