【ブンデスリーガ】ケルン 1－2 バイエルン（日本時間5月27日／ラインエネルギーシュタディオン）
ブンデスリーガの最終節、第34節ケルンvsバイエルンがラインエネルギーシュタディオンで行われ、1－2でバイエルンが勝利した。同日・同時刻に行われていたドルトムント vs マインツでドルトムントが2-2で引き分けたため、バイエルンが勝ち点で逆転して首位に浮上し、11連覇を達成した。
前人未到のブンデスリーガ11連覇へ向け、今季も無類の強さを誇ったバイエルンは、第26節の天王山"デア・クラシカー"でドルトムントに勝利を収め、優勝へのカウントダウンが始まったかに思えた。だが、第29節のマインツ戦を1-3で落とすと、前節の第33節のライプツィヒ戦も1-3で逆転負けを喫し、まさかの首位陥落。最終節を前にドルトムントに首位を明け渡したことで、この一戦の勝利が絶対条件となり、その上でライバルの結果を待つことになった。
試合は8分、ミュラーのパスでケルンの守備陣を崩すと、ザネを経由してエリア内左でフリーになっていたコマンが強烈なミドルシュートを叩き込んでバイエルンが先制に成功した。その後も、バイエルンが優勢の展開で試合は進んでいったが、78分、ニャブリがエリア内でハンドしたとしてケルンにPKが与えられた。これをリュビチッチが冷静に流し込み、バイエルンは同点に追いつかれてしまった。
そのまま引き分ければ優勝を逃すという展開のなか、89分、ムシアラが値千金の勝ち越しミドルを右隅へ決めて再びバイエルンがリード。他会場のドルトムントがビハインドで終盤を迎えている状況とも相まって、スタジアムは歓喜の渦で包まれた。
試合は1-2で終了。同日・同時刻に行われていたドルトムントvsマインツでドルトムントが2-2で引き分けたため、バイエルンが土壇場で"再逆転"し、今季21勝8分5敗の成績でブンデスリーガの11連覇を達成した。バイエルンは通算成績でも優勝33回となり、前人未到の記録を更新した。
（ABEMA／ブンデスリーガ）
