ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギーリーグ)は7日、ヨーロッパ・プレーオフの第5節が行われ、日本代表FW上田綺世が所属するサークル・ブルッヘはスタンダール・リエージュと対戦した。
今シーズンのリーグ戦でここまで21ゴールを挙げている上田は、先発フル出場を果たしている。
試合の均衡が破れたのは7分、CKの流れからジャン・マルスランがゴールを決めて、サークル・ブルッヘが先制に成功する。1-0のまま後半を迎えると、51分にはペナルティアーク付近でボールを受けたケビン・デンキーが相手DFを翻弄しながらシュートを放つと、ボールはゴール左隅に吸い込まれた。
続けて64分、サークル・ブルッヘが高い位置でボールを奪うと、そこからショートカウンターを発動。最後はアブ・フランシスが決めて、3-0とリードする。さらに、試合終了間際90+2分には、上田に待望の瞬間が訪れる。ゴール左からのFKのクロスボールが上田に届くと、胸トラップからボレーシュートを叩き込み、ネットを揺らした。
試合はそのまま終了し、サークル・ブルッヘが4-0で快勝を収めた。次節は6月3日に行われ、松尾佑介が所属するウェステルローと対戦する。
なお、この試合でゴールを決めた上田はリーグ戦22ゴール目となり、得点ランクトップのヘントに所属するウーゴ・カイパースを「2」差で追いかけている。
【スコア】
サークル・ブルッヘ 4-0 スタンダール・リエージュ
【得点者】
1-0 7分 ジャン・マルスラン(サークル・ブルッヘ)
2-0 51分 ケビン・デンキー(サークル・ブルッヘ)
3-0 64分 アブ・フランシス(サークル・ブルッヘ)
4-0 90+2分 上田綺世(サークル・ブルッヘ)