スコティッシュ・プレミアシップ最終節が27日に行われ、FW小田裕太郎が所属するハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)はハイバーニアンと対戦した。
試合の均衡が破れたのは8分、ハーツが先制に成功する。ペナルティエリアの近くでこぼれ球を拾った小田が、トラップから左足一閃。鋭い一撃をゴール右下へと突き刺した。今年1月にヴィッセル神戸からハーツへと完全移籍した小田は、公式戦11試合目の出場で加入後初得点となった。
ハーツは29分に退場者を出し、同場面で与えたフリーキックを決められて追いつかれる。それでも、数的不利のハーツがハイバーニアンの猛攻を耐え抜き、試合は1-1のドローに終わった。
この結果、4位ハーツと5位ハイバーニアンの勝ち点差は「2」で変わらず。ハーツが来季のヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)予選2回戦の出場権を獲得した。