十両八枚目・落合(宮城野)が、十両筆頭・豪ノ山(武隈)との優勝決定戦に敗れ、初の十両優勝を惜しくも逃した。
中日を終えて関取としては自身初のストレート給金を達成していた19歳の“令和の怪物”こと落合。十一日目に豪ノ山に土をつけられたが、千秋楽まで1敗を死守し、初の十両Vに期待がかかっていた。この日も十両四枚目・欧勝馬(鳴戸)に圧勝したが、一方の豪ノ山も、十両十枚目・北の若(八角)を押し出しで下し、優勝決定戦が行われる運びとなった。
優勝決定戦で、豪ノ山は立ち合いから気合十分。序盤から前に出てつっ張り、圧をかけ続け、土俵際でもがく落合を最後は豪快に押し出した。先輩力士の意地を見せての圧巻勝利に館内は大きく沸いた。この取組を受け、視聴者からは「これは文句なしやでぇ」「立ち合いで完全に負けた」「かっこいいわぁ」「こんな胸アツ十両いつ以来か」などのコメントが届いた。
師匠である元横綱・白鵬の宮城野親方が十両2場所目で12勝を挙げて優勝したことを受け、自身も12勝を今場所の目標として掲げていた落合。結果は“師匠超え”の14勝を挙げた。昭和以降最速に並ぶ、所要3場所での新入幕へ期待がかかる落合に、「この悔しさバネにして欲しい」など、今後に期待する声も続々と寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?