“令和の怪物”落合、土俵際で驚異の粘り見せるも相星決戦で豪ノ山に敗れる「この悔しさバネに」相撲ファンから“19歳”の今後に期待の声
【映像】土俵際で驚異の粘りを見せる落合 それを崩す豪ノ山

大相撲五月場所>◇千秋楽◇28日◇東京・両国国技館

 十両八枚目・落合(宮城野)が、十両筆頭・豪ノ山(武隈)との優勝決定戦に敗れ、初の十両優勝を惜しくも逃した。

【映像】土俵際で驚異の粘りを見せる落合 それを崩す豪ノ山

 中日を終えて関取としては自身初のストレート給金を達成していた19歳の“令和の怪物”こと落合。十一日目に豪ノ山に土をつけられたが、千秋楽まで1敗を死守し、初の十両Vに期待がかかっていた。この日も十両四枚目・欧勝馬(鳴戸)に圧勝したが、一方の豪ノ山も、十両十枚目・北の若(八角)を押し出しで下し、優勝決定戦が行われる運びとなった。

 優勝決定戦で、豪ノ山は立ち合いから気合十分。序盤から前に出てつっ張り、圧をかけ続け、土俵際でもがく落合を最後は豪快に押し出した。先輩力士の意地を見せての圧巻勝利に館内は大きく沸いた。この取組を受け、視聴者からは「これは文句なしやでぇ」「立ち合いで完全に負けた」「かっこいいわぁ」「こんな胸アツ十両いつ以来か」などのコメントが届いた。

 師匠である元横綱・白鵬の宮城野親方が十両2場所目で12勝を挙げて優勝したことを受け、自身も12勝を今場所の目標として掲げていた落合。結果は“師匠超え”の14勝を挙げた。昭和以降最速に並ぶ、所要3場所での新入幕へ期待がかかる落合に、「この悔しさバネにして欲しい」など、今後に期待する声も続々と寄せられていた。
ABEMA/大相撲チャンネル)

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