大相撲夏場所は、4場所連続休場明けに復帰した横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、6場所ぶり8度目の優勝を決めた。番付の権威を守った、ひとり横綱の復活Vに「これは泣ける…」など多くの称賛の声が寄せられた。
【映像】「素敵すぎる」照ノ富士の“かわいい笑顔あり”優勝インタビュー
十四日目にここまで2敗と星の差1つで追っていた関脇・霧馬山(陸奥)を寄り切りで下し、千秋楽を待たず、優勝を決めた照ノ富士。横綱になってからは4回目のVとなった。千秋楽の大関・貴景勝(常盤山)との一番も、相手に何もさせない相撲で、貫禄を見せつけた。
照ノ富士は2022年の秋場所を途中休場後に、両膝の内視鏡手術を受け、九州場所から3場所連続で全休した。なお、横綱が3場所連続の全休明けで優勝するのは1989年初場所の北勝海(現八角理事長)以来34年ぶり。
優勝インタビューで照ノ富士が「ありがとうございます」と集まった観客に挨拶すると、館内は割れんばかりの拍手に包まれた。インタビュアーに「どんな気分ですか?」と聞かれ、「本当に優勝したんだなと」と笑顔を見せた。
「まだ信じられませんか?」と問われると、「やっぱり優勝することは難しいことなので、やっと手術してから復帰できて本当にうれしいです」と力を込めた。
八日目まで連勝街道をひた走った。九日目に前頭六枚目・明生(立浪)に敗れるも、千秋楽まで安定した力を発揮した。「初日から白星を並べた中で、“これはやれる”と確信したことはありましたか?」と聞かれると、「最初からやれるという気持ちでないと、土俵に上がるのは失礼だと思っているので、その気持ちで場所前からいました」と話した。
また“次の目標”について聞かれると、照ノ富士は「場所が終わったばっかりなんで」とはにかみつつ、「2桁優勝が自分の目標ですけれど、とりあえずは次の場所に向けて、もう1回自分の体と向き合っていきたい」と述べた。
終始、照ノ富士の謙虚さが伝わった優勝インタビュー。視聴者からは「かわいいしかっこいい」「素敵すぎる」「伝説横綱照ノ富士」などの感想がコメント欄に寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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