【ブンデスリーガ】フランクフルト2-1フライブルク(日本時間5月27日/ドイチェ・バンク・パルク)
元日本代表のベテランDFがさすがのディフェンスを披露した。相手DFからボールを奪ったフライブルクMF堂安がドリブル突破を試みるが、 ”カイザー” 長谷部誠が現役日本代表の前に立ちはだかった。堂安に身体を寄せてボールを奪い取り、見事ボールを回収することに成功している。
スコアレスで迎えた31分、フライブルクは前線にロングボールを送った。FWヘーラーは競り合いに勝つことができなかったが、あきらめずにボールを追っていると、相手選手の頭でのパスがずれてしまう。そこを狙っていた 現日本代表の堂安律は、相手DFからボールを奪いドリブル突破を試みた。
しかし、これに対してフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が危機を察知しとっさのカバーを披露。堂安の前に身体を入れてボールを奪い取ると、味方GKへ冷静にバックパスしてマイボールとした。ABEMA視聴者は、「堂安vs長谷部は熱い」「バチバチにやりあってるな」「先輩が勝ったな」「激アツやな」などとコメント。新旧日本代表対決を楽しんでいる様子だった。
長谷部はドイツ語で皇帝を意味する ”カイザー” と呼ばれており、このシーンはその異名に相応しい貫禄を見せる冷静な守備対応だったと言えるだろう。今季、長谷部は怪我に苦しみながらも、ブンデスリーガで18試合に出場し、3月には選手として来季もプレーすることを発表した。来季もこの新旧日本代表対決を楽しみにしているファンも多いのではないだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)